昔々の話です。
かつてルシュアール、エルゼリア、サリアの3か国の間に、怪物の住む国がありました。
怪物たちは、人間を捕まえては食べていました。
怪物から国民を守るために、3カ国の王は手を取り合い、怪物の国の王を倒す事にしました。
最強と言われた怪物の王も、3つの国から攻められてはたまりません。
怪物の王は死に、怪物たちは滅びました。
そうして、世界は平和になったのです。
3つの国は平和と友好の証として、怪物を封印した扉の鍵を分け合いました。
今私たちが平和に暮らしているのは、王たちが国の垣根を超えて団結したからです。
我々人間は、1人では無力でも、共に戦えば怪物をも倒せる。
人とは助け合い、生きていくのです。
この物語は、私たちにその事を教えてくれています。
物語が、聴こえてくる。ユイが、読み聞かせているんだろう。
不愉快だ。
俺は昔から、この物語が嫌いだ。
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